こんにちは。YUKAです。
一見ペパーのような外観だけれど、香味は異なるオールススパイス。
どんな料理にも相性が良く、意外と使いやすいスパイスです。
またその名称から、「一体どんなスパイス?」「つまりは…万能ってこと?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「オールスパイス」について書きました。
特徴から効能を知り、活用へと活かして頂ければ幸いです!
オールスパイスとは?
オールスパイスはフトモモ科の常緑樹で、原産地はジャマイカ・メキシコです。
スパイスとしては「果実」を使います。
香味はシナモン、クローブ、ナツメグの3つのスパイスをミックスしたような感じ。
これは、いずれも「オイゲノール」という共通成分が含まれているからです。
オールスパイスは独特なさわやかさと甘味、ほろ苦さを兼ね備えています。
外観はペパーに似ていますが、その香味や辛味はありません。
※クローブは香りが強いです!
オールスパイスは単体で使うよりも、香味の似ている上述のスパイス等と併用すると香りがまとまり効果的に使うことができます。
オールスパイスにまつわる話
・オールスパイスの木は、スペインの探検家(フランシスコ・フェルナンデス)によって発見されスペインに持ち帰られました。
アメリカ大陸は、その前にコロンブスが発見しています。
オールスパイスが繁茂するジャマイカ島にも立ち寄っていたとのことですが、見つけられませんでした。
コロンブスさん、惜しかったですね…!!!(←何目線。笑)
・中世ヨーロッパで珍重された4つのスパイス、「コショウ」「シナモン」「ナツメグ」「クローブ」。
オールスパイスの名は、そのうちのシナモン、クローブ、ナツメグなどの香味の全てを兼ね備えたスパイスというところから付けられました。
中国では三香子、日本では百味胡椒と呼ばれています。
オールスパイスの効能
気になるオールスパイスの効能は「強壮、食欲増進、消化促進、鎮静、抗菌、防腐」などです。
主成分である「オイゲノール」のほか、「シネオール」などにその効果が期待されます。
オールスパイスの料理での主な作用
♦︎香り付け(賦香作用)
♦︎臭み消し(矯臭・脱臭作用)
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オールスパイスの使い方例
オールスパイスの使い方例を、ホールとパウダーに分けてご紹介!
ホール
♦︎カレーやシチュー、スープなどの煮込み料理に入れる
♦︎ピクルスの調味液に加える
♦︎温めた油にオールスパイスを入れて香りをうつす。
具材を炒めたり、料理の仕上げにかけたりして使うことができます。
他のスパイスと合わせるのがおすすめです。
パウダー
♦︎肉料理に揉み込んだりひき肉に混ぜる。
肉の臭みをとってくれます。
♦︎魚料理にまぶす。
魚の臭みをとってくれます。生臭みの強いものがおすすめ。
♦︎焼き菓子作りの際に少量入れて混ぜる。
甘味が引き立ちます。
さいごに
さわやかさと甘味、ほろ苦さを兼ね備え深みのあるオールスパイス。
どんな料理にも相性が良いので、使いやすくておすすめです。
スパイスは料理を美味しくしてくれるだけでなく、美容や健康面での効果も期待できます。
ぜひ生活に取り入れて、スパイスライフを楽しめたらと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!